架空請求のはがきや架空請求メールについていろんな情報が流れ、対策法もあちこちのサイトで紹介していますがそれでも被害は後を絶たない状況のようです。
最近では手口も巧妙になってきており、より注意が必要になります。少し前までは架空請求に対し『無視する』と言うのが常識でしたが、そうもいかない事例もあるようです。
最近、架空請求を元に実際に訴訟を起こされたという事例まで発生しています。
これは簡易裁判所の支払督促制度を悪用したもので、支払督促制度は裁判所書記官が債務者の言い分を聞かずに金銭の支払いを命じる制度です。
この裁判所からの支払督促の通知は無視すると原告の言い分を承諾したと見なされ敗訴し、財産の差し押さえなどの強制執行を受けます。
従って、裁判所等からの通知には冷静に対処する必要があります。
架空請求の対策は、
・無視する
・はがきやメールに記載された連絡先には決して連絡しない。
・裁判所等からの支払督促通知に対しては、放っておかず内容を裁判所等に確認する。
ただし、はがきやメールに記載された電話番号等が偽りの可能性もあるので、自分でNTTの電話番
号案内などを利用して裁判所等の電話番号が間違っていないか確認の上連絡する。
正式な支払督促通知であれば、支払督促を受けた日から2週間以内に裁判所に異議を申し立てる。
メールアドレス、携帯電話の「個体識別番号」から個人情報を特定することはできないので、あたかも個人情報が特定されているかのように思わせる架空請求の通知内容に惑わされず決して連絡しないように注意します。こちらから連絡することで架空請求者に対しこちらの電話番号が分かってしまい、それを元に住所等の個人情報が特定されてしまいます。
前述の裁判所等からの通知に対してはまず、記載されている電話番号が本当に通知してきた裁判所のものかどうか確認した上で電話するようにしましょう。
ワンクリック料金請求
2004年秋頃から、携帯電話、パソコンなどのインターネットサイトで、ボタンなどを押す(クリックする)だけで多額の現金を請求されるワンクリック料金請求が急増しているそうです。
普段はアダルトサイトなど怪しげなHPには注意していても、着メロ無料ダウンロードサイト、無料壁紙サイトなどといった、普段何気なくアクセスしてしまうHPの入り口「enter」ボタンなどをクリックしてしまうだけで、「登録完了」、「入会手続き完了」と表示されてしまうサイトがあります。
「登録完了」の表示とともに、携帯個体識別番号、メールアドレス、IPアドレスなどが表示され、あたかも個人情報を特定し利用者に不安を与えるような内容の利用料金請求画面を表示します。
架空請求と同じく、サイトにアクセスしただけでは重要な個人情報が漏れることはなく、利用者が望まない契約も成立しませんのでとことん無視することが大切です。
不安に駆られ連絡を取ることによって、電話番号などを相手に知られてしまうので絶対に連絡をしてはいけません。
あまりに執拗にメールなどで請求が送られてくるような場合には、ワンクリックするまでのいきさつや、その後の経過が分かるような証拠品を添えて、消費生活センターなどへ相談して下さい。
送られてきたメールのアドレスをクリックしたら、ワンクリックサイトにつながったというような場合、その元になったメールと、その後送られてくる請求メール等は保管しておく方がよいでしょう。
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